今日は海外の保育園と日本の保育園の違いについてご紹介したいと思います。

海外の保育園事情

海外の保育園事情

海外の幼稚園や保育園の特徴

小規模制の保育園・幼稚園

幼稚園も保育園も、両方に関係することなのですが、どちらも日本よりも受け入れ人数が少ないと言う小規模な保育園や幼稚園が多いようです。

多くても大体、定員が50~60名としているところがほとんどです。

もちろん中には、都市部の保育園幼稚園など100名位の預かりをしているところもあります。

 

受け入れ年齢の違い

また海外の幼稚園では日本の幼稚園と違って0歳児から受け入れ可能と言う幼稚園が多いです。

3歳にならないと入れない日本の幼稚園とは少し違いますね。

子どもを預けて共働きすることがおおい海外の生活習慣にはぴったりのようです。日本でも同じようにしたら待機児童が少なくなるかもしれません。

このように海外の施設は、日本の保育園・幼稚園より柔軟性が高いようです。

 

開園時間や通園の違い

しかし日本のように24時間保育というのをやっている保育園は少ないように思います。

大体保育園でも朝の7時から18時ぐらいまで、といった日本でよくある延長保育ありの保育園位の開園時間のところがほとんどです。

保護者の方も、仕事が終わったら迎えに来る、もしくはベビーシッターにお迎えを頼むと言う家庭がほとんどです。

また幼稚園の場合は、日本とは違って通うペースを選択することができます。

毎日必ず通わなければならないと言うわけではなく、保護者の希望によっては、例えば週2日のみです、とか週3日のみ、といった通い方をすることができます。

 

海外の保育園をみてみるには?

このような話を聞いていると、実際に海外の保育園を見てみたいと言う保育士さんもいらっしゃると思います。

最近では、会社の福利厚生として海外への研修ツアーを行っているという企業もあります。

しかしすべての保育士さんが行けるわけではありませんし、こういった福利厚生がない保育園もたくさんあります。

そんな時はどうしたらいいんでしょうか。

 

民間の視察ツアーに申し込む

その場合は、幼稚園や保育園のボランティア活動の団体に申し込んでみるのも手です。

ボランティアなのでお給料出ませんが、海外の保育園に、大体短い期間で1週間ぐらいから、視察をすることができます。

視察だけはなくて、実際にその保育園で働いてみたり、職員の方と交流したこともできるので、研修のツアーよりはだいぶ中身が濃いものになると思います。

1週間であれば、保育士さんでも夏休みや冬休みを使っていくこともできる期間ですので、現職と並行しながら体験をすることができるみたいですね。

将来保育園の頃に携わりたいと考えていらっしゃる保育士さんや、保育方針等について興味があると言う保育士さんはぜひ行ってみたらいいかなと思います。

 

職場で視察にいくこともできる

職場で視察を申し込みたいと言う場合も大丈夫です。

グループでの参加も大分視察ツアーは参加することができますので、例えば園長先生と主任先生とグループを組んでしご人で参加したいと言う場合も申し込みが可能です。

 

著者

大阪府にすんでいます~関西弁の保育士です。

現場での勤務も10年弱経験し、今は副園長として勤務しています。採用担当もかねているので、保育士さんの面接を行うこともちらほら。自身も転職経験があります。

いろいろ見聞きしてきたこと、体験してきたことを書いていこうと思います。これから転職などをお考えの保育士さんのお力になれたら幸いです。

 

まとめ

気になった方は、海外の保育園・幼稚園の視察のツアーを調べてみてはいかがでしょうか。

日本とは違う視点で保育を考えることで、子供たちにとってさらにより良い保育が見つかるかもしれません。